ふぃふぃちるの長い午後

こんな僻地誰も来ないと思うので、好きに書いていこうと思います

富士葵さんのハイタッチ会に行ってきた

お久しぶりです。ふぃふぃちるです。

死ぬほど間が空いてしまいましたが久々にブログを書いていこうと思います。このブログは私が現実逃避的に書かれるものなので、もっと読みたいという人は私に圧をかけてください。

 

 8月1日の梅田、特にNU茶屋町のあたりは蒸すような熱気に包まれていました。この前日に下見に来ていたのですが、より一層暑かったように思います。

なぜNU茶屋町なんて陽キャの巣窟に私が迷い込んだのか。それは富士葵さんのイベントに参加するためです。

これ↓

https://www.universal-music.co.jp/fuji-aoi/news/2019-07-08-2/

 

富士葵さんとの出会いを正確には覚えていません。多分君の名はの動画あたりだったと思います。でも、推して行こうと思ったのは彼女の「夢やぶれて」を聞いたときだったはずです。歌を聞いて涙を流したのはあの時が初めてでした。それ以来、彼女の歌は精神的支柱として辛い時の私の支えとなっています。

「夢やぶれて」以来たくさんのことがありました。2038年からのメッセージ、旅立ちの日に、羽化、メジャーデビュー。お誕生日の生配信。JTBのツアーに参加できなかったことは私の一生の後悔となるでしょう。いずれにせよ、彼女は夢を叶えました。もはや夢がやぶれることもなく、狼の牙が望みを切り裂くこともないのです。

そんな彼女と会って話ができるというまたとない機会を、もうこれ以上逃すわけにはいけません。

 

私がタワーレコードについたのは6時ごろだったでしょうか。CDがどこにあるのかわからず少し迷いましたが、無事購入することができました。整理券番号は144.かなり後半でありました。

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会場は様々なイベントが行われる場所のようで、壁や天井にはいろんな人のサインが書かれていました。私はイベントが始まるまでその壁に書かれたなまえを目で追っていました。彼ら彼女らのファンも、私と同じ気持ちだったのでしょうか。

 

予定より10分ほど遅れてイベントが始まりました。しかし機材のトラブルで音が出ないようです。お預けを食らった気分でしたが、しかし救われた一面もあります。このときの私は緊張しきっていて、このハプニングでほぐれなければ一言も発せられなかったでしょうから。

新曲の歌詞カードが配られ、新曲のMVに合いの手を入れるコーナーの後、いよいよハイタッチ会が行われます。1人あたり1分ほどだったでしょうか。ハイタッチとはいえ様々な制約から物理的接触はできず、直接お話ができるというのがメインのようです。ハイタッチなんかしたことないオタクは力を制御できないでディスプレイを壊してしまうかもしれず、極めて妥当な取り決めと言えるでしょう。また、とあるアイドルグループは1枚で1秒しか話せないと伝え聞いており、比較すれば極めて良心的だと言えます。また、渡したいプレゼントは係員が用意した箱に入れろとのことでした。次があればなにか持ってこようと思います。

個別ブースでヘッドホンとマイクをしてお話をするため、葵ちゃんと何を話したかは二人だけの秘密となります。順番を待っている間何を話そうか考えていました。初めて歌声を聞いたときのこと、ずっと応援していること、これからも頑張ってほしいということ。しかし、自分の番が近づくにつれまとまっていた考えは逆にほどけはじめ、心臓は早鐘を打ち、冷や汗が頬をつたいました。伝えるべきことばは雲散霧消し、心臓は口から飛び出そうなほど高鳴りました。飛び出すであろう心臓をプレゼントの箱に入れて帰ろうかと思いましたが、あいにく人間の身体はそんなに都合よくできておらず、心臓を取り出す前に私の番が回ってきました。

ブースに入って、ヘッドセットをつけ、前を向くとディスプレイがあり、葵ちゃんが映されていました。軽く自己紹介をした後に会話をするのですが、目の前にいるのは世界一美しく夢やぶれてを歌った人であり、僕の支えであり、富士葵という概念のインカーネーションであり、そんな存在と私が会話できるという事実を前にして私は言葉を失いました。気がつくと涙が溢れそうになり、それを拭いました。いささか時間を無駄にしてしまいましたが、なんとか準備していた言葉を伝えることができましたが、それでも伝えるべきことばの半分も言えませんでした。コミュニケーション能力の欠如はこういった場面でも足を引っ張ります。私がブースから出たころには歌劇団の方々がグループを作ってらしたので、私もツイッターを有効活用するべきだったなとちょっと後悔をしています。

正直時間が許すならもう1枚CDを買って並ぼうかともおもったのですが、友人を待たせていたので切り上げて彼のところへ向かいました。

 

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これはその友人と食べたハンバーグ

ウィキペディアによれば(そして稲増龍夫によれば)、アイドルとは『成長過程をファンと共有し、存在そのものの魅力で活躍する人物であり、然るに富士葵はアイドルです。彼女に出会えて良かった。心からそう思います。

 

全然関係ないのですが、Bar三毛猫めちゃくちゃ難しいですね。数時間考えたんですけど全くわかりません。